2024年3月17日日曜日

カラフル巣箱

いままでにない色彩の重箱巣箱を置いてみた。青、黄、黄緑、赤。観察用ののぞき窓は丸型にしてある。なんともカラフルで可愛い。最下段の巣門部分は丸洞だ。


先日ホームセンターで巣箱用の杉板を購入したのだが、いつもの板より幅のサイズが3センチ小さいモノを間違えて購入してしまった(正しくは24センチだ)。

ホームセンターで均一に切断してもらった(毎回一段の箱の高さサイズ14センチに切断をお願いしている)のだが、帰宅してから小さいのに気づいた。やはり思いつきで買うのではなく、計画的にきちんとメモして買いにいくべきだった。少し脳の認知機能、記憶機能が劣化しているようだから余計にだ。

切断料を払ってカットまでした板を無駄にしたくないので、敢えてこのまま小さい巣箱を作って設置したものだ。どうせこれ一台限定。なので少しお遊びココロを出して、いままでにない各段カラフルな色にしてみた。こんな見た目も華やかな巣箱が置いてあるだけで楽しい。ミツバチが入居してくれたらもっと嬉しい。

2024年3月8日金曜日

春の雪


3月8日。ふたたびの降雪となった茨城北部。やはり寒い。

こう寒暖差が大きいと、われわれもだが動植物は大変だ。膨らんできた花のつはキュッと引き締まり、生き物たちはじっとして雪をやり過ごしている。小生はビニールハウス内にこもって、雪景色を見ながらコーヒーを片手にブログ更新をしている。

ビニールハウス内の薪ストーブは今日も大活躍している。ほんわか暖かい室内は別世界だ。至福。

ストーブ壁面の温度計は400度を示している

この寒々とした山の雪景色も、あと半月もすると色とりどりの春の花で覆われ様子が一変する。待ち遠しい。


2024年3月7日木曜日

河津桜 間もなく

ひと足早く開花する「河津桜」が毎年この時期にニュースになる。梅もほぼ同時期に咲いているのだが、やはりサクラの開花と言うのは日本人のココロを揺さぶる特別な存在のようだ。出掛ける人の数も違っている。

伊豆地方をはじめ、比較的温暖な地方の河津桜はすでに開花しているが、いよいよ当地でも河津桜のツボミが膨らんできて、あと数日後には2、3輪開花しそうな状態になった。

この分では、墓の参道傍にあるこの木は彼岸の頃にはちょうど見ごろになり、墓参りの方々の目を(そして此処に眠るご先祖さまたちも)楽しませることだろう。

一方、一番多く植えられているソメイヨシノはまだまだ硬いツボミで、開花はもう少し先だ。とはいえ、この暖冬なので今月中には満開もありえる。

季節の巡りは早い。


2024年3月3日日曜日

温んだ田んぼの水たまりには

三月になったとはいえ風はまだまだ冷たい。
日中はたっぷりの日差しが降り注ぎ、少しだけ温んできた田んぼの水たまりには、早くもカエルの卵が産みつけられている。大気温の微妙な変化に敏感な自然の生き物たちだ。親カエルの姿こそは見えないけれど懸命に生きている証だ。

一方で、これだけたくさん産み付けられていても(悲しいかな)ほとんどが野鳥の餌食となる、という現実もある。
・・・与えられた命を懸命に次世代へとつなぐ、彼らの生の営みがただただ愛おしい。

2024年2月23日金曜日

雪中梅

ふたたびの積雪。

満開の梅にも雪。


咲き始めた菜の花にも雪

ミツバチたちは巣篭もり。



2024年2月20日火曜日

残念蜜でも糖度は十分

群れが居なくなった巣箱から取った蜜。
蓋がけされた巣の部分を選んだからだろう、垂れ落ちた蜜の糖度を計測したところ80度だった。「はちみつ」として十分な糖度であることが分かった。


昨年秋までに採取した蜜がちょうど底をつき、端境期に入ったところであるので、商品の追加が出来る。

今日(2/20)は気温がぐんぐん上がり、春本番を感じさせるくらいに暖かい。ミツバチたちも活動を活発化させている。

いよいよ今年のミツバチシーズンが到来した。ワクワク。

2024年2月17日土曜日

残念な採蜜

先日、春一番の強風が吹き荒れた。ミツバチ巣箱のトタン屋根を吹き飛ばしているのではないか。そんな心配もあって2週間ぶりに巣箱を点検して回った。
やはり心配は的中し、屋根がずれていたのがひとつ、完全に屋根が外れて10mほど離れた場所に落ちていたものがひとつ。
ずれていた巣箱は空のもので実害は無しだが、屋根が飛ばされていたものは営巣中の巣箱だ。
だが、むき出しになった天井板から元気よくミツバチが出入りしているのを見て一安心した。少しくらいの雨が降ろうが、何事もなかったように平然と営巣活動している。彼らのたくましい生命力、生存本能とは大したものだ。

一方でミツバチの出入りがない巣箱が5つもあった。前回見回った時には元気な群れであったのだが残念な事態になっていた。蜜をたくさん残したままいなくなっている。巣の隙間に何匹ものハチが寄り添うように固まり死んでいる箱もあった。

死滅の原因は分からぬがとにかくこれらの巣箱を撤収し、新しい空の巣箱に入れ替えねばならぬ。

引き上げた巣箱はいずれもずっしりと重たく、蜜がたっぷりとため込まれている。



決して嬉しくない残念な採蜜作業を始めねばならない。
これで採れた蜜は本来の採取時期が来る前の、糖度が足りていないであろう蜜なので「はちみつ」としては販売できないが煮込むのには使える。ジャム製造時の材料としよう。

あまりにきれいな巣に貯まった蜜なので、小片に切り分け、巣蜜として試食してもらうことに。事情を話してはちみつのリピーターさんたちにお分けした。

透明PETコップの中の巣蜜はちみつは、春を思わせる陽差しにすこしだけ悲しく光って見えた。