2016年7月28日木曜日

カワセミに出会える場所

近くのため池では、たまにカワセミの優美な姿を見ることができる。習性なのだろうか、いつも同じ枯れ枝にとまっていることが多い。
獲物を狙っているのか、じっと動かずにいてくれるので我々は遠めにだが姿を眺められる。
高倍率のズームレンズなど持ち合わせない素人には、とうてい(きれいで大きな)写真に収めることなどは無理。見るだけだがよいものである。

我が家の近くには、確認できただけでカワセミの巣が2つある。
一般に小鳥の巣というと、樹の上に作られた小枝を組み合わせた籠のような器状のものをイメージするが、カワセミは違う。     (参考=カワセミに魅せられた人の観察日記)
垂直の土壁に穴をあけてその中に巣を作る。外観は入り口だけしか見えないためまったく普通の穴だ。直径は7~8センチ。
次の写真がそれだ。2か所とも不思議に思っていた穴。
たまたまそこからカワセミが飛び出してきてやっと巣であることが判明したものだ。
巣A       中央右寄りの黒っぽい穴が巣の入り口
以前にここから飛び出すカワセミを観察した。
入口が崩れかけているので、この巣は既に放棄されたものかもしれない。

巣B    同じく中央部分の穴が巣の入口
こちらはつい先日、カワセミが飛び出したのを確認している
カワセミのような野鳥を写真撮影するのをご趣味とされる方には、狙い目の場所ではないかな。
いつ飛んでくるともわからない気まぐれな野鳥につき、いつも出会えるとは限らないのが悩ましいが。おっと、そのあたりのことはこのご趣味の方々は重々承知されているはずで、蛇足だった。

2016年7月26日火曜日

7月末の山野の花

春に較べると花がずっと少なくなっている。
とは言え、目を凝らして辺りを見回すと路傍の草叢の小さな花、あるいは林の木々の花はひっそりと花を付けている。

ちょうど今頃、山の林で咲く花のひとつに『リョウブ』がある。
垂れさがるような白い花を付ける。この花をミツバチは大変好むという。
(やや高い位置に花がついているため、下から見える範囲ではミツバチが群がっている姿はついぞ見たことはない)
たくさん白い花を付ける
(注) 後ろの茶色い太い木は松の木の幹
この地域の山ではよく目にするありふれた木だ。
なめらかな表面でやや赤みかかった樹皮で、百日紅に似た木肌である。

一方、野原では。
河川近くの草むらに『ヤブカラシ』。いまちょうど花が咲いている。
藪も枯らしてしまうほど旺盛な繁茂には閉口するが、見事な生命力。
こちらも小さな粒々の花だが、大変良い蜜を出しているらしい。
ヤブカラシの花
いくら刈っても枯れずに伸びてくる強い植物だ
常陸大宮市東野周辺は針葉樹よりも広葉樹林の広がる山が多い。
なだらかな山あいには人々の生活域が広がっている。
山あり畑あり田んぼあり人家あり。
『百花蜜』=『玉川里山はちみつ』は、ここの自然を凝縮した味だ。
大手業者が売っている単一蜜よりも、ずっとずっと濃くて、特色ある『地域の味』がする。

2016年7月24日日曜日

夏の蜜源不足対策

昨年、休耕田に植えた『ミソハギ』の花が咲き始まった。
株数も増えて、赤紫の花は緑一色の野に明るい彩りを添えている。


ミソハギの花
これから8月末あたりまで赤紫の花が咲き続ける。
花が少なくなる夏場に咲くため、ミツバチたちにとって大切な蜜源の花となる。
我々人間も楽しめるかわいらしい花だ。一面に群生する日が来るのを楽しみにしている。

また、夏場の蜜源対策として花を咲かせるためだけの(=実の収穫は目的としない)『常陸秋そば』の栽培を、今年も行っている。こちらもやっと白い花が咲き始まった。
わざわざ季節外れの常陸秋ソバの花を咲かせている
自宅まわりに6群のミツバチを飼育しているため、出来るかぎりの環境整備としてこのような対策をしてやっている。してやればしてやっただけの効果はあるに違いない。

いまちょうど採蜜シーズン。
1年間の成果物の蜜を採集している楽しい時期なのだが、今この時期になってのミツバチが巣箱から居なくなる『逃避』もあったりして、万々歳とは言えないのが実情だ。
良いことばかりではない。
せっかく順調に巣を伸ばしてきていたにもかがらず、それをいきなり放棄する。
空っぽの巣を見ると虚無感に苛まれ、無力感・脱力感に襲われる。
何かしらの原因があるから逃避するのは間違いないのだが、その理由らしきものが思い浮かばず、対策の打ちようがないのである。あれこれ想像をめぐらして良かれと思う対策を試すことになる。

ことしは15群捕獲して昨年からの3群と併せ18群体制で5月を迎えたが、既に逃避は8群を数え、いまや残りは10群になってしまった。
(これだけ飼育数が減ったとはいっても昨年の3倍以上の業容規模拡大ではある)

この難しさ・底深さがニホンミツバチ飼育のおもしろさなのであって、絶対的な正解がない『答え』を求めて試行錯誤をくり返す。頭の中は常時フル回転で、不思議と飽きることがない。

2016年7月21日木曜日

無駄のない還元・リサイクル

はちみつを濾過する際には、L社のクッキングペーパーを使っている。
いろいろな素材を試してみて、織り目の細かさ、大きさ(広さ)、使いやすさ、価格、で頭一つ'リード'している感がある。3年前からこの製品で定着している。

濾過作業が終わった後のペーパーには蜜がたっぷり染み込んでいる。粘性が高いから余計なのだが、染み込んだ蜜は自然には垂れ落ちてこない。絞ればまだ蜜は取り出せるはずだ。
だが、(品質的には何一つ変わらぬはずなのだが)そうして出した蜜を瓶詰するのは何となく抵抗がある。
最初のころは使用したベタベタのポリ手袋とともに捨てていたのだが、これとてみつばちに対するレスペクトに欠ける気がして抵抗があった。
そこで、一昨年前からは、取り外したペーパーをみつばちの巣箱の前に置くことにした。
                                         
瞬く間にたくさんのみつばちが群がり、甘い蜜を吸い始める。
みつばちに対する『給餌』ともいえるし、またとないゴチソウのサプライズもいえる。
(→花が極端に少なくなる冬場に、市販の砂糖を溶かして給餌する飼育者もいるようだが、我が家のみつばちたちにはそれはしたことが無い。彼女たちが口にするものはすべからく生息圏に自然にあるものであるべき、との信念からだ。かわいそうな気もするが自然の生き物が当然に負うストレスはそのままが良い。)
蜜を含んだペーパータオルに群がるみつばちたち
当初は蟻の群がりも心配したが杞憂であった。どうやらこの蜜を蟻が見つけて近寄ってくる前に、ほぼなめ尽く・食べ尽くすすようだ。
食べつくし、みつばちが近寄らぬようになって初めてこのペーパーを捨てることになる。

食された蜜は、餌となって生きるために使われるのか、はたまた巣に運ばれ再び蜜としてリサイクルされ蓄えられているのかは分からぬ。
しかしながら、このようにして彼女たちに無駄なく還元していることがなんとなくうれしいし、嬉々として群がる姿がほほえましく、しばらく眺めている。癒しのひと時になっている。

2016年7月19日火曜日

団子職人

たいへん興味深い映像を紹介する。

NHKの小学生向け教材番組なのだが、われわれオトナが見ても実に面白い。
へぇ~とか、ほぉ~とか、思わず口に出してしまうことだろう。
ミツバチの不思議さについつい引き込まれる映像だ。

(ミツバチ以外のミクロワールドも見てみると楽しい)

NHKミクロワールド  団子職人

2016年7月16日土曜日

カブトムシ

今年は、プルーンが結実したものの、軒並み害虫被害に会い落果してしまっている。
かろうじて枝に残っている赤く色づいたものでも、採ってみるとが虫に穴があけられていて腐り始めていることが多い。
こうなると残念ではあるが、みなさまにご提供できるような品質ではなくなり、収穫は諦めるしかない。
例年にない酷い現象で戸惑っている。
やはり消毒・防虫剤を散布しないといけないのか・・。『無農薬』でそのまま安心して食べられることを売りにしてきているだけに悩むところだ。
哀しき落果の数々
人間にとっては魅力がなくなった果実だが、カブトムシにとっては最高のゴチソウ。
完全に腐ってしまい表皮が白く変色しているような(発酵しているかもしれない)実こそ、彼らにとっては最高の味にちがいない。
今年もプラムとプルーンの樹にはカブトムシやらカナブンやら蛾やらがたくさん寄ってきている。
このカブトムシは一日中この実にしがみついて離れず、じっとしている。至福の時間なのだろう。
しがみつくカブトムシ
この時期には付近のJAの直売所や道の駅では、籠に入れてクワガタ・カブトムシを販売している。
次の写真はJAの直売所で販売されている大子町産のミヤマクワガタで800円ほど。
野生の昆虫なのか飼育したものかは不明だが、立派なものでうっとりする。
こんな昆虫が(ほんとうは自然の山のなかに)たくさんいたら嬉しい。


来年、もう少し本気を出してカブトムシやクワガタを探して捕獲すれば、販売できるのではないかと思う。それだけの環境はあるわけだし、否、もっともっと面白くするためには飼育という手もある。
ミツバチと同様にこれらの生き物も奥は深そうだ。生態から勉強してみよう。

2016年7月7日木曜日

トウモロコシの茹で方論

旬で、良い食材は如何様にして食べても美味しい。
だがせっかく食べるのならば、素材のもつうま味を最大限引き出して食べたほうがよいに決まっている。

いま美味い物の代表のトウモロコシ。
茹で方については諸説あるようだが、最後のひと皮を残して茹でるべし、とする方法が多い。クックパドではこの方法が多く掲載されている。
塩を入れて茹でるか否か、もある。これは人それぞれの好みだろう。

伊勢丹新宿店の青果専属シェフが勧める茹で方をたまたま読んだ。
『シェフ直伝、甘さを引き出すポイントは3つ。「たったこれだけ!?」という小さなコツですが、仕上がりの違いは歴然。まずはだまされたと思って、試してみてください!』とある。

トウモロコシに含まれる糖化酵素(トウモロコシ粒中のデンプンを糖に変える酵素)が60度で一番活性化することを知れば、このシェフの方法が一番科学的合理性があることがわかるだろう。60度あたりを長い時間維持して茹でるのだが、湯を沸騰させないことが肝。
だまされたと思って、やってみてはいかが?

2016年7月1日金曜日

玉川里山はちみつ 新規取扱店舗のお知らせ

7月から『玉川里山はちみつ』の取扱店舗が2店舗増えました。
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

近々、今年採集したはちみつが各店に並びます。
今年から従来の150g入りの瓶に加えて、新たに50g入りの小瓶をご用意しました。
お試しに、またプレゼントに、ぜひどうぞ。

【新規取扱店舗】
 ■プチカフェ ブルベリーフレンドファーム
  常陸大宮市山形芋畑4151
 ■パティスリーナチュール
  常陸太田市幡町2015-4
  Facebook → パティスリーナチュール

これで『玉川里山はちみつ』の取り扱い店舗は、以下の3店舗と併せて5店舗となりました。
【既存取扱店舗】
〇常陸大宮市内 
   ▲Trois Frères(トロワフレール)    上町367-5
     FB →   Trois Frères
   ▲カフェギャラリー bujiemon   山方670
     FB →  Cafe-Gallery-BUJIEMON
〇常陸太田市内
   ▲Gateau Daisy(ガトーデイジー)   大里町3896-1
     FB  →  GateauDaisy

玉川里山はちみつ (50g入り と 150g入り)