2017年10月1日日曜日

はちみつ日和 (前田京子著 マガジンハウス)

マガジンハウスから『はちみつ日和 花とミツバチと太陽がくれた薬』(前田京子著)が発刊された。

前田京子氏の前著『ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』は10万部を超えるベストセラー。その待望の続編である。前著に収めきれなかった話や読者からもらった質問への回答などが満載で、「家庭医薬品としてのはちみつ」というテーマはそのままに、前著以上にはちみつについて熱く語っている。
「はちみつはカラダにいい」ということを、難しい学術文献を基にしながらも軽妙なタッチで、かつご自分の体験を交えて読みやすく説明してくれている。
前田京子氏は、自分が納得できるレベルまでトコトン調べる・体験するという方で、驚くほど探求心が旺盛であり強い凝り性の方だ。脱帽である。小生にとってもとても参考になる一冊。
皆さんもぜひ前著と併せて一読してみてほしい。ますますはちみつに魅せられるはずだ。

特に、百花蜜をお勧めしている箇所は必読だ。わが「玉川里山はちみつ」のことを書いてくれている(・・・ような気がしている)。

   【目次】
    1.「我が家のはちみつ」をどう選ぶ?--1
      自分の「味覚」の使い方
    2.「我が家のはちみつ」をどう選ぶ?--2
      「薬」になるはちみつの条件・おさらいと、
      基本の栄養剤=百花蜜のすすめ
    3.ミツバチといっしょに元気になろう
      我が家でできるアピセラピー  はちみつ編
    4.「はちパン」と「はちミルク」が、からだを作る
      我が家でできるアピセラピー  花粉・ローヤルゼリー編
    5.ハチの住居のセキュリティー
      我が家でできるアピセラピー  プロポリス・みつろう編
    6.ハチの幸せ、元気なはちみつ
      ミツバチのおやつのことを考える
     
      (※)アピセラピーとはミツバチ療法のこと

~~本書 「あとがき」より
 私たちにとっては、調子がいい時も悪い時も、毎日がはちみつ日和だ。
 この朝晩のひとさじで、人は今日一日を元気に乗り切れる。
 だから、思う。
 今日がミツバチにとっても、どうかはちみつ日和であるように。
 そしてきっと、このひとさじが、百年後にもあるように

0 件のコメント:

コメントを投稿